予約済みメモリ制約 - 2023.2 日本語

カーネルのシステム メモリ (スタック領域とヒープ領域) の場所を特定タイル上の特定アドレスに制約します。アドレスは、次の 2 つの方法のいずれかで指定できます。

• column、row、bankId、offset: タイルは column、row で指定します。bankId はタイルを基準に指定し、0、1、2、または 3 に設定できます。オフセット アドレスは bankId を基準に指定し、0 から 8192 までの任意の値 (バンクの最大バイト数に相当) に設定できます。
• column、row、および bankId: bankId はタイルを基準に指定し、0、1、2、または 3 に設定できます。
  注記: 各 AI エンジン メモリのハードウェア ビューは、128 ビット幅データの 8 つのバンクで構成されます。各 AI エンジン メモリの aiecompiler ビューは、256 ビット幅の 4 つのバンクで構成されます。

構文

"reserved_memory": <bank_address>
<bank_address> ::= {
  "column": integer,
  "row": integer,
  "bankId": integer,
  "offset": integer
}
<bank_address> ::= {
  "column": integer,
  "row": integer,
  "bankId": integer
}

例

{
  "NodeConstraints": {
    "mygraph.k1": {
      "reserved_memory": {
        "column": 2,
        "row": 1,
        "bankId": 3, 
        "offset": 4128
      }
    },
    "mygraph.k2": {
      "reserved_memory": {
        "column": 1,
        "row": 1,
        "bankId": 3
      }
    }
  }
}