DFX デザインのフロアプランを作成すると、必要に応じてデザインの要件に合うように、ブロックを解析および修正できます。
リコンフィギャラブル Pblock は、resize_pblock コマンド (リソース タイプごとに 1 つずつ) のコレクションです。これらは、デザイン制約ファイル (.xdc) で直接変更することも、IDE 内でインタラクティブに変更することもできます。既存の Pblock の場合、エッジを選択して狭めたり広げたりして、含めるリソースの量を増減できます。新しいリソース タイプが含まれる場合は、どの新しいタイプをブロックに追加するかを尋ねるダイアログ ボックスが表示されます。IDE での変更は、プロジェクトのターゲット XDC ファイルに保存できるほか、write_xdc コマンドを使用して制約ファイルに直接書き込むこともできます。
Vivado® IDE でフロアプランを開いた状態で、Pblock を選択して Pblock プロパティを表示します。この Pblock に含まれる各リソース タイプは、[Statistics] タブに表示されます。現在のリコンフィギャラブル モジュールで使用可能なリソースの数と必要なリソースの数がそれぞれ表示されます。数またはタイプのが不足する場合は赤で表示され、ブロックの範囲を拡大するように警告メッセージが表示されます。
Pblock は、リソースの種類に関係なく、長方形のコレクションとして考えることもできます。[Rectangles] タブには、ブロック全体を構成する長方形がすべてリストされます。これらの長方形を選択すると、その Pblock のサブセクションがハイライトされます。これらの長方形は、右クリックして [Clear Rectangle] をクリックすると削除できます。これは、変な形の Pblock を削除して、特定のセクションをスタティック デザインに戻す場合に便利です。この操作により、-remove_rect オプションを使用して resize_pblock が呼び出されます。このオプションは、座標グリッド システムを使用するため、インタラクティブ モードの場合にのみ使用してください。生成される Pblock 作成制約でも、デバイス リソース タイプが参照されます。
