この段階で制約を評価する必要があります。消費電力が大きすぎる場合は、次のことを試してください。
- デザインの消費電力を削減します。このアプローチは、時間の面で最もコストがかかりません。詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: 消費電力解析および最適化』 (UG907) の このセクション を参照してください。
- 熱に関するデザイン制約の熱ソリューションを改善します。たとえば、ヒート パイプや強制的なエアフローの追加など、ヒートシンクの構成を変更して熱ソリューションを改善してください。
- 可能であれば、ボードおよび熱ソリューションを改善します。ただし、熱の変化によってデザインの消費電力が増加する可能性があるため、注意が必要です。
- デザイン内の機能の複雑性を緩和します。このアプローチは、最後の手段として使用してください。たとえば、クロック周波数、リソース使用率、またはトグル レートを下げることで消費電力を削減できます。XPE をさまざまな分析に使用して、デザイン変更の影響をすばやく見積もることができます。