手順 2: IP インテグレーター デザインの作成 - 2023.2 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: IP インテグレーターを使用した IP サブシステムの設計 (UG995)

Document ID
UG995
Release Date
2023-10-18
Version
2023.2 日本語
  1. Flow Navigator で Create Block Design をクリックします。

    次の図に示す [Create Block Design] ダイアログ ボックスが開きます。



  2. [Create Block Design] ダイアログ ボックスで次のように設定します。
    1. [Design name] に subsystem_1 と入力します。
    2. [Directory] を <Local to Project> に設定します。
    3. [Specify source set] を Design Sources に設定します。
  3. OK をクリックします。

    Vivado IP インテグレーターにデバイス キャンバスが表示されます。このキャンバスで IP コアを統合することにより複雑なサブシステム デザインをすばやく作成できます。

  4. ブロック デザイン キャンバスの Add IP ボタン をクリックします。

    または、デザイン キャンバスを右クリックし、Add IP をクリックします。

    ヒント: IP カタログの横に [IP Details] を開くには、IP カタログ ウィンドウの下部に表示されるように、Ctrl-Q キーを押します。このウィンドウには、IP カタログで現在選択されている IP の詳細が表示されます。
  5. IP カタログの [Search] フィールドに spi と入力して、AXI Quad SPI を検索します。

  6. AXI Quad SPI を選択し、Enter キーを押します。または、IP カタログでこの IP をダブルクリックします。IP を追加する別の方法として、IP カタログから IP をブロック デザイン キャンバスにドラッグ アンド ドロップすることもできます。この方法を使用する場合は、IP を検索してブロック デザイン キャンバスにドラッグ アンド ドロップします。

    AXI Quad SPI コアが IP インテグレーターのデザイン キャンバスにインスタンシエートされます。

  7. IP インテグレーターのデザイン キャンバスを右クリックし、Add IP をクリックします。
  8. IP カタログの Search フィールドに IIC と入力します。
  9. AXI IIC IP をダブルクリックするか Enter キーを押して、この IP をインスタンシエートします。
  10. [Add IP] コマンドを使用して、次の IP コアをインスタンシエートします。
    • AXI UART Lite
    • AXI Block RAM (BRAM) Controller
    • AXI Interrupt Controller (INTC)
    • AXI Interconnect

    IP インテグレーターのキャンバスは次のようになるはずです。キャンバスに配置されるブロックの位置は相対的なので、この図とは異なる場合があります。