次に、VC707 ボードでポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションを実行するのに必要なハードウェアをインストールする方法を説明します。
VC707 ボードの詳細は、『Virtex-7 FPGA 用 VC707 評価ボード ユーザー ガイド』 (UG885) を参照してください。
注記: ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションには、オート ネゴシエーションの使用を含む全二重イーサネットが必要です。ネットワーク インターフェイス カード (NIC) または USB-to-Ethernet アダプターを使用してポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーションを実行する場合は、接続は次の条件下でのみ機能します。
- NIC または USB-to-Ethernet アダプターがボードに直接接続されている。
- NIC または USB-to-Ethernet アダプターで IEEE 802.3ab ギガビット イーサネット規格がサポートされている。
- NIC または USB-to-Ethernet アダプターでオート ネゴシエーションを使用した全二重イーサネット動作がサポートされている。オート ネゴシエーションなしで速度を直接設定すると、ポイント ツー ポイント イーサネット接続は機能しません。
必要なハードウェア
- ザイリンクス VC707 ボード
- ボードの電源
- ホスト PC 用のイーサネット ネットワーク インターフェイス カード (NIC)
- イーサネット RJ45 オス/メス ケーブル (ネットワークまたはクロスオーバー ケーブルなど)
- ビットストリーム ダウンロード用の Digilent USB ケーブルまたはプラットフォーム USB ケーブル
VC707 ボードの設定
図 1. VC705 ボードのイーサネット接続
ポイント ツー ポイント イーサネット ハードウェア協調シミュレーション用に VC707 ボードを設定するには、次を実行します。
- VC707 ボードを図のように配置します。
- ボードの右上の電源スイッチがオフになっていることを確認します。
- 電源ケーブルを右側に接続します。電源ケーブルを AC 電源に差し込みます。
- Digilent USB ケーブルを左上に接続し、もう一端をホスト PC に接続します。
- イーサネット ケーブルを VC705 ボードの左下に接続し、もう一端をホスト PC に接続します。
- VC707 ボードの電源スイッチをオンにします。