既存のブロック デザインのファイル権限は、その他のプロジェクトで使用するために読み取り専用に設定できます。これにより、ブロック デザインが不注意に変更されてしまうのを回避できます。
ブロック デザインの出力ファイルを生成していれば、すべてのファイルの権限を変更できます (Linux で chmod 555 bd -R を使用)。
ブロック デザインおよびその出力ファイルすべてが読み取り専用になります。合成、シミュレーション、インプリメンテーションは、これらのファイルを使用して実行できます。
ヒント: Windows の場合、ファイルを選択して、ファイルのプロパティを読み取り専用に変更できます。
ブロック デザインの出力ファイルをまだ生成していない場合でも、ブロック デザイン ファイルを読み取り専用にできます (Linux で chmod 555 bd/design_1/design_1.bd を使用)。この読み取り専用のブロック デザインからでも、デザインに必要な出力ファイルは生成できます。ただし、ブロック デザイン自体は変更できません。読み取り専用のブロック デザインの出力ファイルを生成していない場合、ブロック デザインが検証されて保存されていれば、出力ファイルを生成できます。
読み取り専用のブロック デザインの場合は通常、ユーザー管理のラッパー ファイルまたは Vivado で管理されるラッパー ファイルが既に生成されています。ブロック デザインと共にそのラッパー ファイルをプロジェクトに追加する必要があります。
重要: 読み取り専用ブロック デザインに対してラッパー ファイルを生成することはできません。