IP インテグレーターのキャンバスに Bridge IP を追加すると、上部に緑のバーが表示されます。この中に、一部のデータパス、クロック、およびリセットを自動で接続するブロック オートメーションへのリンクがあります。Bridge IP を設定して [Block Automation] をクリックすると、ブロック オートメーションの GUI が開きます。Auto を選択すると、GT クワッドのリソース使用が最適になるような設定をブロック オートメーションが選択します。このツールは、利用可能なクロッキング リソースおよび REFCLK と PLL の共有規則に関する情報に基づいて接続を決定します。Start_With_New_Quad を選択すると、ブロック オートメーションが新規 GT クワッドをインスタンシエートして、データパス、クロック、およびリセットを接続します。IP インテグレーターのキャンバスを新規に作成した場合、Auto と Start_With_New_Quad の動作は同じです。gt_bridge_ip で設定したレーン数に基づいて複数の gt_quad_base がインスタンシエートされ、データパス、クロック、およびリセット接続が作成されます。
Customized_Connections を選択すると、GUI 画面が拡張され、システムで利用可能なすべての有効なレーンが表示されます。GUI で GT クワッドとレーンを正しく選択すると、Bridge IP の GT インターフェイスを GT Quad base IP の任意のレーンに接続できます。Customized_Connections を選択した場合、レーンが利用できないと新規 GT Quad base IP は自動ではインスタンシエートされないため注意が必要です。GT Quad base IP をキャンバスに手動で追加してから Customized_Connections をクリックする必要があります。Customized_Connections を正しく動作させるには、たとえば空のキャンバスで Bridge IP と GT Quad base IP の両方を手動でインスタンシエートする必要があります。現在、ほとんどの GT 親 IP はこの先進機能をサポートしています。実際の使用方法の詳細は、各 GT 親 IP の製品ガイドを参照してください。次の図に、Customized_Connections を選択した場合の GUI オプションを示します。
