Zynq®
および Zynq
UltraScale+™
用に Bootgen の GUI を起動すると、選択したプロジェクトのコンテキストからデフォルト値が事前に選択された状態で Create Boot Image ダイアログボックスが開きます。
図 1. Zynq および Zynq UltraScale+ のブート イメージの作成
- アプリケーションに対して [Create Boot Image] を初めて実行する場合、FSBL ELF ファイルへのパス、選択したハードウェアのビットストリーム (ハードウェア プロジェクトにある場合)、および選択したアプリケーションの ELF ファイルがダイアログ ボックスにあらかじめ入力されます。
- 以前にアプリケーションのブート イメージが実行済で、BIF ファイルが存在する場合、ダイアログ ボックスには /bif フォルダーの値があらかじめ入力されます。
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Create Boot
Image ダイアログ ボックスに次の情報を入力します。
- Architecture ドロップダウンから、使用するアーキテクチャを選択します。
- Create a BIF file または Import an existing BIF file のいずれかをオンにします。
- Basic タブの Output BIF file path で、出力 BIF ファイルのパスを指定します。
- 該当する場合は、UDF data を指定します。このオプションの詳細は、udf_data を参照してください。
- Output path で RSA 秘密キーを含む入力ファイルを指定します。
- Boot image partitions で、Add をクリックしてその他のパーティション イメージを追加します。
- 必要に応じて、ブート イメージ内のパーティションのオフセット値、アラインメント値、および割り当て値を作成します。
デフォルトでは、出力ファイルのパスは選択したアプリケーション プロジェクトの /bif フォルダーに設定されます。
- Security タブで、セキュア イメージを作成するための属性を指定できます。このセキュリティは、必要に応じて個々のパーティションに適用できます。
- ブートローダーから開始して、BIF ファイルのブート イメージを 1 つずつ作成またはインポートします。パーティション リストには、BIF ファイル内のパーティションの概要が表示されます。ファイル パス、暗号化設定、および認証設定が表示されます。この領域を使用して、パーティションの追加、削除、変更、並べ替えを実行します。また、暗号化、認証、チェックサムを有効にするための値を設定し、Load、Alignment、Offset など、一部のその他のパーティションに関連する値を指定することもできます。