ソース同期出力インターフェイスでは、出力スキューはフォワード クロックに対して必要です。カスタム グループ レポートは、基準ポートをフォワード クロック ポートとして指定すると生成できます。この表は [Max/Min Delays for Output Buses] セクションと似ていますが、ソース オフセットおよびバス キューの算出に基準ポートが基準ビットとして使用されます。
注記: このセクションは、空の場合は非表示になっていることがあります。
たとえば、DDR 出力スキューの算出では、複数のビット (rldiii_a[0-19]
、rldiii_ba[0-3]
、rldiii_ref_n
、rldiii_we_n
) をフォワード クロック ポート (rldiii_ck_n[0]
) に対してグループ化する場合、次のコマンドを使用します。
report_datasheet -group [get_ports {rldiii_ck_n[0] rldiii_a[*] rldiii_ba[*]
rldiii_ref_n rldiii_we_n}] -name timing_1
グループ リストの最初のポートが基準ピンです。
これらすべてのセクションで、ワースト ケースのデータはマルチコーナー解析から算出されます。-show_all_corners を使用すると、ワースト ケースのデータは各コーナーに対して個別にレポートされます。
次の図に、この例のデータシート レポートを示します。
図 1. データシート レポートの最大/最小遅延の例
