MMCM

UltraScale アーキテクチャ クロック ユーザー ガイド (UG572)

Document ID
UG572
Release Date
2023-02-01
Revision
1.10.2 日本語

UltraScale アーキテクチャ デバイスは、各 I/O バンクに CMT が 1 つあります。MMCM は幅広い周波数に対応する周波数シンクロナイザー回路や外部または内部クロック用のジッター フィルターとして機能し、クロックのスキュー調整にも活用できます。

入力マルチプレクサーは、グローバル クロック I/O またはクロック配線/分配リソースからの基準クロックおよびフィードバック クロックを選択します。各クロック入力にはプログラマブルなカウンター分周器 (D) があります。位相周波数検出器 (PFD) は入力 (基準) クロックとフィードバック クロックの立ち上がりエッジの位相と周波数を比較します。最小限の High/Low のパルスが維持されていれば、デューティ サイクルはそれほど重要ではありません。PFD を使用して、2 つのクロック間の位相と周波数に比例した信号が生成されます。この信号でチャージ ポンプ (CP) とループ フィルター (LF) を駆動し、VCO に対する基準電圧を生成します。また、PFD は、VCO 周波数の増加/減少を決定するアップ信号またはダウン信号を CP および LF に送ります。VCO の動作周波数が高すぎる場合は PFD がダウン信号を有効にし、これによって制御電圧が減圧されて、VCO の動作周波数が低くなります。VCO の動作周波数が低すぎる場合は、アップ信号によって電圧が増圧されます。VCO からは 8 つの出力位相と、ファイン位相シフト用の可変位相が 1 つ生成されます。どの出力位相も、出力カウンターに対する基準クロックとして選択できます ( This Figure 参照)。カウンターは、カスタム デザインに応じてそれぞれ独立してプログラムできます。これ以外に、特別なカウンター M も用意されています。このカウンターは MMCM のフィードバック クロックを制御し、幅広い周波数合成を可能にします。

整数分周出力カウンターに加え、MMCM には CLKOUT0 と CLKFBOUT の分数カウンターがあります。

図 3-1: MMCM の詳細なブロック図

X-Ref Target - Figure 3-1

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