ICAPE3

UltraScale アーキテクチャ コンフィギュレーション ユーザー ガイド (UG570)

Document ID
UG570
Release Date
2023-11-17
Revision
1.18 日本語

ICAPE3 を使用すると、コンフィギュレーション後に FPGA ロジックから FPGA のコンフィギュレーション機能にアクセスできます。このコンポーネントにより、コンフィギュレーション ロジックとの間でコマンドとデータの書き込みと読み出しが可能になります。ICAPE3 インターフェイスは、ビット スワップ ( パラレル バスのビット順 参照) を含め外部スレーブ SelectMAP のパラレル 32 ビット インターフェイスとほぼ同じです。ただし、ICAPE3 には独立した入力バスと出力バスがあり、CSIB 入力で入力バスが無視される一方で、出力バスはトグルし続けます。

ICAPE3 インターフェイスを介して暗号化していないパーシャル ビットストリームの送信やリードバックが可能であるため、セキュリティを重視する場合は ICAPE3 プリミティブを外部デバイス ピンに接続しないでください。この機能は適切に使用しなければ FPGA の機能および信頼性に悪影響を与えることになるため、この機能に精通していない場合の使用は避けてください。

ICAPE3 は、マルチブートおよびアクティブなパーシャル リコンフィギュレーション アプリケーションでの使用に適しています。WBSTAR (Warm Boot Starting Address) レジスタで指定したアドレスからデバイス自身の再読み込みを開始する IPROG コマンドを発行するには、ICAPE3 をインスタンシエートする必要があります。WBSTAR レジスタには、IPROG コマンドが送信された後にコンフィギュレーション コントローラーが使用するアドレスが格納されます。

同様の機能は、MCAP にもあります。ICAP 同様、MCAP も最初のコンフィギュレーション後にしか使用できませんが、MCAP はリードバックをサポートしません。Persist を有効にした場合、ICAPE3 は無効になります。また、JTAG および MCAP が ICAPE3 よりも優先されます。

UltraScale アーキテクチャ FPGA の ICAPE3 は、7 シリーズ FPGA の ICAPE2 よりも高い周波数をサポートし、出力信号の数も増えています。ICAPE3 は 32 ビット インターフェイスのみをサポートしており、ICAPE2 にあった ICAP_WIDTH 属性はありません。7 シリーズ デザインにインスタンシエートされている ICAPE2 は、UltraScale FPGA の ICAPE3 に自動的に移行されます。Soft Error Mitigation (SEM) IP など、いくつかの AMD IP は ICAPE3 を自動的に使用します。