Typical - 2024.1 日本語

MicroBlaze V プロセッサ リファレンス ガイド (UG1629)

Document ID
UG1629
Release Date
2024-05-30
Version
2024.1 日本語

このシステムは、エラー頻度を監視し、ソフトウェアを介してシングル ビット エラーをすぐに訂正するための割り込みを生成する必要のある標準的なユース ケースを表しています。ECC 機能のテスト サポートはありません。

これは、小型システムに、訂正可能エラー ファースト フェイリング レジスタとステータス レジスタを追加したものです。シングル ビット エラーはアクセスのアドレスを訂正可能エラー ファースト フェイリング アドレス レジスタに格納し、ECC ステータス レジスタの CE_STATUS ビットをセットします。割り込みが生成されると、MicroBlaze がエラーの発生しているアドレスを読み出し、そのアドレスで書き込みをします。これでブロック RAM からシングル ビット エラーが削除されるので、シングル ビット エラーが訂正不可能なダブル ビット エラーになるリスクを低減します。パラメーターは次のとおりです。

  • C_ECC = 1
  • C_CE_COUNTER_WIDTH = 10
  • C_ECC_STATUS_REGISTER = 1
  • C_CE_FAILING_REGISTERS = 1