- Data Shadow Translation Look-Aside Buffer Size: データ シャドウ変換ルックアサイド バッファー (TLB) のサイズを指定します。TLB はデータ アドレス変換情報をキャッシュし、変換のパフォーマンスを改善します。この選択は、サイズを小さくするかパフォーマンスを良くするかのトレードオフで、デフォルト値は 4 です。
- Instruction Shadow Translation Look-Aside Buffer Size: 命令シャドウ変換ルックアサイド バッファー (TLB) のサイズを指定します。TLB は命令アドレス変換情報をキャッシュし、変換のパフォーマンスを改善します。この選択は、サイズを小さくするかパフォーマンスを良くするかのトレードオフで、デフォルト値は 2 です。
-
Enable Access to Memory Management Special
Registers:
MFS
およびMTS
命令を使用したメモリ管理特殊レジスタへのアクセスをイネーブルにします。- [MINIMAL] (0) は
TLBLO
、TLBHI
、およびTLBX
の書き込みのみを可能にします。 - [READ] (1):
TLBLO
、TLBHI
、TLBX
、PID
、およびZPR
の読み出しを追加します。 - [WRITE] (2): すべてのレジスタの書き込みおよび
TLBX
の読み出しを可能にします。 - [FULL] (3):
TLBLO
、TLBHI
、TLBX
、PID
、およびZPR
の読み出しを追加します。
多くの場合、ソフトウェアにすべての読み出しアクセスを含める必要はありません。たとえば Linux のメモリ管理コードでは、Write に設定してエリアを節約できます。スタティック メモリ保護を使用する場合は、ソフトウェアで
TLBSX
、PID
、およびZPR
を使用する必要がないので、Minimal に設定できます。 - [MINIMAL] (0) は
- Number of Memory Protection Zones: インプリメントするメモリ保護ゾーンの数を指定します。多くの場合、メモリ管理ソフトウェアで使用可能なすべてのゾーンが使用されるわけではありません。たとえば、Linux のメモリ管理コードでは 2 つのゾーンしか使用されないので、インプリメントするゾーンの数を削減してリソースを節約できます。
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Privileged Instructions: 命令を User Mode に設定します。
- Full Protection (0): プロセス間に完全な保護が適用されます。
- Allow Stream Instructions (1): User Mode で AXI4-Stream 命令を使用できるようになります。
- Allow Extended Address Instruction (2): 使用可能な場合にロード/ストア命令を拡張します。
- Allow Both (3): 両方のタイプの命令を使用できるようにします。
注意:パフォーマンスの理由から必要でない限り、この設定を [FULL PROTECTION] から変更することはお勧めしません。