SD-FEC (Soft-Decision Forward Error Correction) - 2024.1 日本語

Power Design Manager ユーザー ガイド (UG1556)

Document ID
UG1556
Release Date
2024-05-30
Version
2024.1 日本語

一部の AMD Zynq™ UltraScale+™ RFSoC には、不安定またはノイズの多い通信チャネルでデータを転送する際のエラー抑制手段として、データのデコード/エンコードに使用できる非常に柔軟な Soft-Decision Forward Error Correction (SD-FEC) ブロックが内蔵されています。SD-FEC ブロックは、5G 無線、バックホール、DOCSIS、および LTE アプリケーションで使用する LDPC (低密度パリティ チェック) デコード/エンコードおよびターボ デコードをサポートします。

次の SD-FEC ページのテーブルに示すように、合計 8 つのコアをエラーに使用できます。

図 1. SD-FEC テーブル

次の入力を使用して消費電力を見積もります。

[Mode]
次の [SD-FEC] コンフィギュレーション モードを選択できます。
  • LDPC Encode
  • LDPC Decode
  • Turbo Decode
[Standard]
特定のアプリケーションに使用する規格を指定します。次のいずれかの規格を選択できます。
  • 5G
  • DOCSIS
  • Wi-Fi
  • Custom
  • LTE (Turbo デコード用)
[Throughput Utilization]
SD-FEC コアのスループット使用率を指定します。これは、コアでサポートされる最大スループットに対するインスタンスのスループットです。
[Clock]
SD-FEC コアのクロックを指定します。必要な入力を指定すると、PDM により VCCINTVCCSDFEC の消費電力見積もりが表示されます。