SVF ファイルのオプションを設定します。
構文
svf config [options]
SVF ファイルを設定して生成します。
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-scan-chain <list of
idcode-irlength pairs>
|
ID コードと IR 長のペアのリストを指定します。これは、XSDB コマンド jtag targets で取得できます。 |
-device-index
<index>
|
JTAG スキャン チェーンのデバイスを選択します。 |
-cpu-index <processor
core>
|
SVF ファイルを生成する CPU インデックスを指定します。ZynqMP 上の A53#0 ~ A53#3 には CPU インデックス 0 ~ 3、ZynqMP 上の R5#0 ~ R5#1 には CPU インデックス 4 ~ 5、Zynq 上の A9#0 ~ A9#1 には CPU インデックス 0 ~1 を使用します。複数の MicroBlaze プロセッサが MDM に接続されている場合は、実行用に特定の MicroBlaze インデックスを指定します。 |
-out
<filename>
|
出力 SVF ファイルを指定します。 |
-delay
<tcks>
|
AP 書き込み間の遅延をティック数で指定します。 |
-linkdap
|
ZynqMP シリコン バージョン 2.0 以上の JTAG チェーンに DAP をリンクする SVF を生成します。 |
-bscan <user
port>
|
MDM を接続するユーザー BSCAN ポートを指定します。 |
-mb-chunksize <size in
bytes>
|
ダウンロード時の各トランザクションのチャンク サイズをバイト数で指定します。MicroBlaze プロセッサでのみサポートされます。 |
-exec-mode
|
Arm v8 コアの実行モードを指定します。サポートされるモードは a32 (v8 コアが 32 ビット モードで設定される場合) と a64 (v8 コアが 64 ビット モードで設定される場合) です。 |
戻り値
なし。
例
svf config -scan-chain {0x14738093 12 0x5ba00477 4} -device-index 1 -cpu-index 0 -out "test.svf"
コア A53#0 用に test.svf という SVF ファイルを作成します。
svf config -scan-chain {0x14738093 12 0x5ba00477 4} -device-index 0 -bscan pmu -cpu-index 0 -out "test.svf"
PMU MB 用に test.svf という SVF ファイルを作成します。
svf config -scan-chain {0x23651093 6} -device-index 0 -cpu-index 0 -bscan user1 -out "test.svf"
BSCAN USER1 の MDM に接続されている MB 用に test.svf という SVF ファイルを作成します。