reserve - 2024.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2024-05-30
Version
2024.1 日本語

構文

  • Zynq デバイスおよび Zynq UltraScale+ MPSoC の場合:
    [reserve = <value>] <filename>
  • AMD Versal™ アダプティブ SoC の場合:
    { reserve = <value>, file=<filename> }

説明

この属性は、特定のパーティション用にメモリを予約します。パーティション サイズが予約メモリより小さくても、パーティション長は常に予約サイズになります。パーティション サイズが予約サイズより大きい場合、パーティション長はパーティションの実際のサイズになります。

この属性は、該当するヘッダーを変更せずに、ブート イメージのパーティションを更新する場合に便利です。

引数

指定されたパーティション。

  • Zynq デバイスおよび Zynq UltraScale+ MPSoC の場合:
    all:                                                
    {                                                   
         [bootloader] fsbl.elf                          
         [reserve=0x1000] test.bin                      
    }
  • AMD Versal™ アダプティブ SoC の場合:
    new_bif:
    {
    	image
    	{
    		{ type = bootimage, file = base.pdi }
    	}
    	image
    	{
    		name = apu_ss, id = 0x1c000000
    		{ reserve = 0x1000, file = data.bin }
    	}
    }
    
注記: *base.pdiVivado で生成される PDI です。