readjtaguart - 2024.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2024-05-30
Version
2024.1 日本語

JTAG UART からの読み出しを開始/停止します。

構文

readjtaguart [options]

Arm® DCC または MDM UART TX インターフェイスからの読み出しを開始/停止します。JTAG UART 出力は、標準出力に表示するか、ファイルに保存できます。

オプション

オプション 説明
-start JTAG UART 出力の読み出しを開始します。
-stop JTAG UART 出力の読み出しを停止します。
-handle <file-handle> データを保存するファイル ハンドルを指定します。ファイル ハンドルを指定しない場合、データは標準出力に表示されます。

注記

  • このコマンドを実行する前に、MDM または Arm プロセッサを選択してください。
  • 非インタラクティブ モードでスクリプトを実行する場合、JTAG UART からの出力をログに記述するには、readjtaguart -stop を使用する必要があります。

戻り値

正しく実行された場合は何も返されません。JTAG UART からデータを読み出せない場合は、エラー文字列が返されます。

readjtaguart

JTAG UART からの読み出しを開始し、stdout に出力を表示します。

set fp [open test.log w]; readjtaguart -start -handle $fp

JTAG UART からの読み出しを開始し、出力を test.log に表示します。

readjtaguart -stop

JTAG UART からの読み出しを停止します。