JTAG UART からの読み出しを開始/停止します。
構文
readjtaguart [options]
Arm® DCC または MDM UART TX インターフェイスからの読み出しを開始/停止します。JTAG UART 出力は、標準出力に表示するか、ファイルに保存できます。
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-start
|
JTAG UART 出力の読み出しを開始します。 |
-stop
|
JTAG UART 出力の読み出しを停止します。 |
-handle
<file-handle>
|
データを保存するファイル ハンドルを指定します。ファイル ハンドルを指定しない場合、データは標準出力に表示されます。 |
注記
- このコマンドを実行する前に、MDM または Arm プロセッサを選択してください。
- 非インタラクティブ モードでスクリプトを実行する場合、JTAG UART からの出力をログに記述するには、readjtaguart -stop を使用する必要があります。
戻り値
正しく実行された場合は何も返されません。JTAG UART からデータを読み出せない場合は、エラー文字列が返されます。
例
readjtaguart
JTAG UART からの読み出しを開始し、stdout に出力を表示します。
set fp [open test.log w]; readjtaguart -start -handle $fp
JTAG UART からの読み出しを開始し、出力を test.log に表示します。
readjtaguart -stop
JTAG UART からの読み出しを停止します。