platform - 2024.2 日本語 - UG1400

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2025-01-20
Version
2024.2 日本語
プラットフォームを作成、コンフィギュレーション、リスト、レポートします。
表 1. Platform- プラットフォームを作成、コンフィギュレーション、リスト、レポート
XSCT メソッド 引数 対応する Python API 引数 コメント
active platform-name client.get_platform_component

必須の引数: name =<platform_name> プラットフォームの名前を指定します。

Get コマンドは、プラットフォーム コマンドの実行に使用できるプラットフォーム オブジェクトを返します。
clean   platform.clean    
config

-desc <description>

プラットフォームに関する簡単な説明を追加します。

-updatehw <hw-spec>

<hw-spec> で指定した新しいハードウェア仕様ファイルを使用するようにプラットフォームをアップデートします。

-samples <samples-dir>

<samples-dir> で指定したアプリケーション テンプレートをプラットフォームに含めます。このオプションは、アクセラレーション可能なアプリケーションにのみ使用できます。repo -apps <platform-name> を使用すると、指定したプラットフォーム名に使用可能なアプリケーション テンプレートがリストされます。

-prebuilt-data <directory-name>

拡張可能なプラットフォームの場合、アクセラレータを含まないユーザー アプリケーションのビルドに、<<directory-name> で指定した生成済みのハードウェア データを使用します。これにより、ビルド時間が短縮されます。

-make-local

参照した SW コンポーネントをプラットフォームに対してローカルにします。

-fsbl-target <processor-type>

既存の fsbl を再生成する必要があるプロセッサ タイプを指定します。このオプションは、Zynq UltraScale+ にのみ使用できます。

-create-boot-bsp

プラットフォームのブート コンポーネントを生成します。

  1. update_desc
  2. update_hw
  3. サポートされない
  4. サポートされない
  5. サポートされない
  6. retarget_fsbl
  7. generate_boot_bsp
  8. remove_boot_bsp

    (9 および 10 では、remove_boot_bsp は fsbl_elf オプションと pmufw_elf オプションを使用)

必須の引数:

desc = <description> プラットフォームの説明です。

必須の引数:

hw = <hw_spec> または emulation_xsa_path = <xsa_path> ハードウェア仕様ファイルまたはエミュレーション XSA パスを指定します。

オプションの引数:

target_processor = <target> 既存の fsbl を再生成する必要があるプロセッサ タイプを指定します。

 
config (続き)

-remove-boot-bsp

プラットフォーム作成中に生成されたブート コンポーネントすべてを削除します。

-fsbl-elf <fsbl.elf>

remove-boot-bsp オプションが指定される場合にブート コンポーネントとして使用する fsbl.elf をプリビルドします。

-pmufw-elf <pmufw.elf>

remove-boot-bsp オプションが指定される場合にブート コンポーネントとして使用する pmufw.elf をプリビルドします。

-extra-compiler-flags <param> <value>

パラメーターに値を指定して追加のコンパイラ フラグを設定します。

サポートされるパラメーターは、FSBL および PMUFW のみです。値がパスしなかった場合は、既存の値が返されます。

-extra-linker-flags <param> <value>

パラメーターに値を指定して追加のリンカー フラグを設定します。

サポートされるパラメーターは、FSBL および PMUFW のみです。値がパスしなかった場合は、既存の値が返されます。

-reset-user-defined-flags <param>

追加のコンパイラおよびリンカー フラグをリセットします。サポートされるパラメーターは、FSBL および PMUFW のみです。

-report <param>

指定したパラメーターに設定された追加のコンパイラ フラグおよびリンカー フラグのリストを返します。サポートされるパラメーターは、FSBL および PMUFW のみです。

 

オプションの引数:

target_processor = <processor> ブート BSP 生成用のターゲット プロセッサを指定します。zynqmp_fsbl (デフォルト)

オプションの引数:

fsbl_path = <path> ブート コンポーネントが削除された際に、ブート コンポーネントとして使用されるようにビルドされている fsbl.elf。

pmufw_elf = <pmufw.elf> ブート コンポーネントが削除された際に、ブート コンポーネントとして使用されるようにビルドされている pmufw.elf。

 
list   client.list_platforms    
report   platform.report    
remove   platform-name    
read   Python CLI ではサポートされていない    
write   Python CLI ではサポートされていない