シンボル ファイルの OS 認識をコンフィギュレーションします。
構文
osa -file <file-name> [options]
指定したシンボル ファイル <file-name>
の OS 認識をコンフィギュレーションします。シンボル ファイルを指定しない場合にターゲットのメモリ マップにシンボル ファイルが 1 つだけある場合は、そのシンボル ファイルが使用されます。シンボル ファイルを指定しない場合にターゲットのメモリ マップに複数のシンボル ファイルが含まれる場合は、エラーになります。
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-disable
|
シンボル ファイルの OS 認識をディスエーブルにします。このオプションを指定しない場合、OS 認識はイネーブルになります。 |
-fast-exec
|
高速プロセス開始をイネーブルにします。新しいプロセスは、デバッグ用にトラックされず、デバッグ ターゲットのビューには表示されません。 |
-fast-step
|
高速ステッピングをイネーブルにします。現在のプロセスのみがステッピング後に再同期されます。このオプションをオンにすると、その他すべてのプロセスは再同期されません。 |
注記
-
<fast-exec>
および<fast-step>
オプションは、disable オプションと併用できません。
戻り値
OSA が正しくコンフィギュレーションされた場合は何も返されません。あいまいなオプションを指定した場合はエラーが返されます。
例
osa -file <symbol-file>
-fast-step -fast-exec
<symbol-file>
の OSA をイネーブルにして、fast-exec および fast-step モードをオンにします。
osa -disable -file <symbol-file>
<symbol-file>
の OSA をディスエーブルにします。