loadhw - 2024.1 日本語

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料: エンベデッド ソフトウェア開発 (UG1400)

Document ID
UG1400
Release Date
2024-05-30
Version
2024.1 日本語

Vivado ハードウェア デザインを読み込みます。

構文

loadhw [options]

Vivado ハードウェア デザインをロードして、現在のターゲット用にメモリ マップを設定します。現在のターゲットがプロセッサのグループの親である場合、その子プロセッサすべてのメモリ マップが設定されます。現在のターゲットがプロセッサの場合、その親の子プロセッサすべてのメモリ マップが設定されます。このコマンドを実行すると、ハードウェア デザイン オブジェクトが返されます。

オプション

オプション 説明
-hw ハードウェア デザイン ファイル。
-list そのターゲットの開いていデザインのリストが返されます。
-mem-ranges [list {start1 end1} {start2 end2}] メモリ マップを設定するメモリ範囲のリスト。メモリ マップは、これらの範囲外のアドレス用には設定されません。このオプションを指定しない場合、メモリ マップがハードウェア デザインのすべてのアドレスに対して設定されます。

戻り値

ハードウェア デザインがロードされてメモリ マップが問題なく設定される場合は、デザイン オブジェクトが返されます。ハードウェア デザインを開けなかった場合はエラー文字列が返されます。

targets -filter {name =~ "APU"}; loadhw design.xsa

design.hdf という名前のハードウェア デザインを読み込んで、APU ターゲットのすべての子プロセッサのメモリ マップを設定します。

targets -filter {name =~ "xc7z045"}; loadhw design.xsa

design.hdf という名前のハードウェア デザインを読み込んで、xc7z045 が親であるすべての子プロセッサのメモリ マップを設定します。