Vivado ハードウェア デザインを読み込みます。
構文
loadhw [options]
Vivado ハードウェア デザインをロードして、現在のターゲット用にメモリ マップを設定します。現在のターゲットがプロセッサのグループの親である場合、その子プロセッサすべてのメモリ マップが設定されます。現在のターゲットがプロセッサの場合、その親の子プロセッサすべてのメモリ マップが設定されます。このコマンドを実行すると、ハードウェア デザイン オブジェクトが返されます。
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-hw
|
ハードウェア デザイン ファイル。 |
-list
|
そのターゲットの開いていデザインのリストが返されます。 |
-mem-ranges [list {start1
end1} {start2 end2}]
|
メモリ マップを設定するメモリ範囲のリスト。メモリ マップは、これらの範囲外のアドレス用には設定されません。このオプションを指定しない場合、メモリ マップがハードウェア デザインのすべてのアドレスに対して設定されます。 |
戻り値
ハードウェア デザインがロードされてメモリ マップが問題なく設定される場合は、デザイン オブジェクトが返されます。ハードウェア デザインを開けなかった場合はエラー文字列が返されます。
例
targets -filter {name =~ "APU"}; loadhw design.xsa
design.hdf という名前のハードウェア デザインを読み込んで、APU ターゲットのすべての子プロセッサのメモリ マップを設定します。
targets -filter {name =~ "xc7z045"}; loadhw design.xsa
design.hdf という名前のハードウェア デザインを読み込んで、xc7z045 が親であるすべての子プロセッサのメモリ マップを設定します。