構文
id = <id>
説明
定義した場所に基づいて次の ID を指定します。
- pdi ID: 最外/PDI かっこ内
- image ID: イメージかっこ内
- partition ID: パーティションかっこ内
イメージ ID は、特定のイメージに対して固定されます。Versal アダプティブ SoC 用に AMD が定義するイメージ ID については、次の表を参照してください。
パーティション | サブシステム/ドメイン | イメージ ID の値 | 説明 |
---|---|---|---|
PMC | サブシステム | 0x1C000001 | PMC サブシステム ID |
PLD | ドメイン | 0x18700000 | PLD0 デバイス ID (PLD0 は PLD ドメイン全体を表すため) |
LPD | ドメイン | 0x04210002 | LPD パワー ノード ID |
FPD | ドメイン | 0x0420C003 | FPD パワー ノード ID |
デフォルト サブシステム | サブシステム | 0x1C000000 | デフォルト サブシステム ID |
CPD | ドメイン | 0x04218007 | CPM パワー ノード ID |
AIE | ドメイン | 0x0421C005 | AIE パワー ノード ID |
注記: A72 や R5 ELF などの AI エンジン パーティションおよび PS パーティションの場合は、デフォルトのサブシステム ID を使用します。
注記: パーティション ID はパーティションの識別に使用され、PLM プロセッシングでは使用されません。パーティション ID は、ユーザーが独自の番号付け方式に従って変更できます。PDI ID とイメージ ID は変更しないでください。
例
new_bif:
{
id_code = 0x04ca8093
extended_id_code = 0x01
id = 0x2 // PDI ID
image
{
name = pmc_subsys,
id = 0x1c000001 // Image ID
partition
{
id = 0x01, // Partition ID
type = bootloader,
file = plm.elf
}
{
id = 0x09,
type = pmcdata,
load = 0xf2000000,
file = pmc_data.cdo
}
}
}