説明
ディスク ファイルからハードウェア デザインを開きます。
構文
open_hw_design [-quiet] [-verbose] [<file>]
戻り値
ハードウェア デザイン オブジェクト。コマンドが正しく実行されなかった場合はなし。
使用法
名前 | 説明 |
---|---|
[-quiet ] |
コマンド エラーを表示しません。 |
[-verbose ] |
メッセージの非表示設定を解除し、すべてのメッセージを表示します。 |
[<file>] | 開くハードウェア デザイン ファイルを指定します。 |
カテゴリ
Hardware (ハードウェア)
説明
ハードウェア ソフトウェア インターフェイスでハードウェア デザインを開きます。ハードウェア デザインは、Vivado 製品を使用してエクスポートしておく必要があります。同時に複数のハードウェア デザインを開くことができます。
コマンドが正しく実行された場合は、開いたハードウェア デザインを示すソフトウェア デザイン オブジェクトが返されます。正しく実行されなかった場合はエラーが返されます。
引数
-quiet
(オプション): コマンドをメッセージを表示せずに実行します。実行中にエラーが発生しても、TCL_OK
が返されます。 注記: コマンドを実行したときにコマンド ラインで発生したエラーは返されます。コマンド内で発生したエラーのみが非表示になります。
-verbose
(オプション): メッセージの非表示設定を一時的に解除し、コマンドからのすべてのメッセージを返します。注記: メッセージの非表示設定は、
set_msg_config
コマンドで定義できます。<file>: HSM で開くハードウェア デザインのパスとファイル名を指定します。ファイル名にはファイル拡張子を含める必要があります。
例
現在のプロジェクトの指定した IP サブシステム デザインを開きます。
open_hw_design C:/Data/project1/project1.sdk/SDK/SDK_Export/hw/design_1.xml
またはopen_hw_design C:/Data/project1/project1.sdk/design_1_wrapper.xsa