説明
DT ノードを作成します。
構文
create_dt_node -name <arg> [-unit_addr <arg>] [-label <arg>] [-objects <args>] [-quiet] [-verbose]
戻り値
DT ノード オブジェクト。コマンドが正しく実行されなかった場合はなし。
使用法
名前 | 説明 |
---|---|
-name
|
子 DT ノード名を指定します。 |
[-unit_addr ] |
ノードのユニット アドレスを指定します。 |
[-label ] |
ノードのラベルを指定します。 |
[-objects ] |
ノードのリスト |
[-quiet ] |
コマンド エラーを表示しません。 |
[-verbose ] |
メッセージの非表示設定を解除し、すべてのメッセージを表示します。 |
カテゴリ
DeviceTree (デバイス ツリー)
説明
新しい DT ノードを作成し、現在の DT ツリーに追加します。
コマンドが正しく実行された場合は、作成されたノードの名前が返されます。ノードの名前は "node_label"+"node_name"+"@unit_address" となります。正しく実行されなかった場合はエラーが返されます。
引数
-name
: 作成するノードの名前を指定します。
-label
: 生成された DTSI ファイルで使用されるノードのラベルを指定します。
--unit_addr
: 生成された DTSI ファイルで使用されるノードのユニット アドレスを指定します。
-objects
: 新しく生成するノードの親となるノード オブジェクトのリストを指定します。
-quiet
(オプション): コマンドをメッセージを表示せずに実行します。実行中にエラーが発生しても、TCL_OK
が返されます。 注記: コマンドを実行したときにコマンド ラインで発生したエラーは返されます。コマンド内で発生したエラーのみが非表示になります。
-verbose
(オプション): メッセージの非表示設定を一時的に解除し、コマンドからのすべてのメッセージを返します。注記: メッセージの非表示設定は、
set_msg_config
コマンドで定義できます。例
ラベルが axi_interconnect、ユニット アドレスが 0x000 の新しい DT ノード amba を現在の DT ツリーに作成します。
hsi::create_dt_node -name amba -label axi_interconnect -unit_addr 0x0000
hsi::create_dt_node -name amba -label axi_interconnect -unit_addr 0x0000 -objects [get_dt_nodes -of_objects\>