構文
[fsbl_config <options>] <partition>
説明
このオプションは、ブート イメージのコンフィギュレーションに使用するパラメーターを指定します。FSBL は、ブート ヘッダー認証モードで 64 ビット モードの A53 上で実行する必要があります。
引数
-
bh_auth_enable
: ブート ヘッダー認証イネーブル: ブート イメージの RSA 認証を実行します (PPK ハッシュおよび SPK ID の検証を除く)。 -
auth_only
: ブート イメージは RSA 署名のみです。FSBL の復号化は実行しません。詳細は、 『Zynq UltraScale+ デバイス テクニカル リファレンス マニュアル』 (UG1085) を参照してください。 -
opt_key
: block-0 の復号化に操作キーを使用します。操作キーはセキュア ヘッダーにあります。 -
pufhd_bh
: PUF ヘルパー データをブート ヘッダーに格納します (デフォルトはefuse
)。PUF ヘルパー データ ファイルは、[puf_file]
オプションを使用して Bootgen に渡されます。 -
puf4kmode
: PUF を 4 k ビット コンフィギュレーションでの使用に合わせて調整します (デフォルトは 12 k ビット)。 -
shutter = <value>
: <value> は 32 ビットのPUF_SHUT
レジスタの値で、シャッター オフセット時間およびシャッター オープン時間を PUF に設定します。注記: このシャッター値は、PUF 登録中に使用されたシャッター値と一致している必要があります。
例
all:
{
[fsbl_config] bh_auth_enable
[pskfile] primary.pem
[sskfile]secondary.pem
[bootloader,destination_cpu=a53-0,authentication=rsa] fsbl.elf
}