新規ドメインを作成します。
構文
domain create [options]
アクティブ プラットフォームに新規ドメインを作成します。
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-name
<domain-name>
|
ドメインの名前を指定します。 |
-display-name
<display_name>
|
この名前は、ドメインのレポートに表示されます。 |
-desc
<description>
|
ドメインの簡単な説明。 |
-proc
<processor>
|
ドメインの作成に使用するプロセッサ コアを指定します。SMP Linux では、プロセッサ コアの Tcl リストを指定できます。 |
-arch <processor
architecture>
|
32 ビットまたは 64 ビット。このオプションは、A53 プロセッサにのみ使用できます。 |
-os
<os>
|
OS タイプを指定します。デフォルト タイプは standalone です。 |
-support-app
<app-name>
|
<app-name> で指定されているアプリケーションに必要な BSP 設定を使用してドメインを作成します。このオプションは、スタンドアロン ドメインにのみ使用できます。使用可能なアプリケーションをリストするには、repo -apps コマンドを使用できます。 |
-auto-generate-linux
|
Linux 中間ファイルを自動的に生成します。 |
-sd-dir
<location>
|
PetaLinux プロジェクトの作成時に、OS が Linux のドメインにこのディレクトリからのビルド済み Linux イメージを使用します。このオプションは、Linux ドメインにのみ使用できます。 |
-sysroot
<sysroot-dir>
|
プラットフォームに追加する必要のある Linux sysroot ディレクトリを指定します。この sysroot は、アプリケーションのビルド時に消費されます。 |
戻り値
ドメインが正しく作成された場合は空の文字列が返されます。ドメインが作成できない場合はエラー文字列が返されます。
例
domain create -name "ZUdomain" -os standalone -proc psu_cortexa53_0
-support-app {Hello World}
スタンドアロン ドメインを作成し、Hello World テンプレート アプリケーションに必要な設定を指定します。
domain create -name "SMPLinux" -os linux
-proc {ps7_cortexa9_0 ps7_cortexa9_1}
アクティブ プラットフォームのプロセッサ コア ps7_cortexa9_0 および ps7_cortexa9_1 に SMPLinux という Linux ドメインを作成します。
domain create -name a53_0_Standalone -os standalone
-proc psu_cortexa53_0 -arch 32-bit
32 ビット モードの a53_0 プロセッサのスタンドアロン ドメインを作成します。