説明
指定した INI ファイルを現在のプロジェクトに適用します。INI ファイルは、Tcl スクリプト代わりに使用すると、Vitis HLS ツールでプロジェクトを作成および設定できます。INI ファイルは、write_ini コマンドで Vitis HLS ツールによって書き込まれます。
注記: INI ファイルは、現在のプロジェクトのソリューションを表します。プロジェクトで
apply_ini コマンドを使用する前に、open_project および open_solution コマンドを使用する必要があります。構文
apply_ini <ini_file> [OPTIONS]-
<ini_file>には、AMD Vitis™ HLS ツールに読み込む INI ファイルを指定します。
オプション
-
-exclude <string> - ファイルの読み込み時に現在のプロジェクトから除外する INI セクションの glob パターンを指定します。
-
-include <string> - ファイルを読み込むときに現在のプロジェクトに含める INI セクションの glob パターンを指定します。
-
-quiet <true | false> - INI ファイルを読み込むときにすべての警告および情報メッセージが表示されないようにします。エラーは引き続き表示されます。
-
-show <true | false> - INI ファイルを読み込むときに詳細なメッセージを表示します。
例
次の INI ファイルを読み込んで、現在のプロジェクトとソリューションに適用します。
apply_ini project1.ini