RPU - RPU - 2025.2 日本語 - UG1273

Versal アダプティブ SoC デザイン ガイド (UG1273)

Document ID
UG1273
Release Date
2025-12-03
Version
2025.2 日本語

プロセッシング システムのリアルタイム プロセッシング ユニット (RPU) には、最大 10 個のコアの Cortex®-R52 リアルタイム プロセッサが搭載されています。各 Cortex-R52 コアには ECC 保護に対応した 32 KB のレベル 1 命令およびデータ キャッシュがあります。各 Cortex-R52 コアにはシングル サイクルでのリアルタイム アクセスが可能な 128 KB の密結合メモリ (TCM) インターフェイスもあります。高いレベルの安全性を提供するため、Cortex-R52 コアはスプリット ロック (スプリットまたはロックステップ) として設定でき、また、独立した、複数のデュアル コア クラスターに構成されます。

RPU は、低電力ドメインの非コヒーレント インターコネクトを介してプロセッシング システムのほかのコンポーネントと通信します。また、オンチップ メモリ (OCM) も LPD のインターコネクトに接続されます。OCM は、2 MB の 2 つのバンクで構成されています (ただし、2VM3654 の場合は 1 MB の OCM)。各バンクには、LPD のインターコネクトを介し、専用の 128 ビット AXI インターフェイスを経由でアクセス可能です。

表 1. Cortex-R5FCortex-R52 の比較
Cortex-R5F Cortex-R52
Armv7-R アーキテクチャ (32 ビット動作) Armv8-R アーキテクチャ (64 ビット/32 ビット動作)
Armv7 の例外 EL0-EL3 の例外レベル
ベクトル浮動小数点 ベクトル浮動小数点
最大 600 MHz 最大 1050 MHz
プロセッサあたり 1.91 DMIPS/MHz プロセッサあたり 2.72 DMIPS/MHz
1 つのデュアル コア クラスター (2 コア) 最大 5 つのデュアル コア クラスター (最大 10 コア)
プロセッサあたり 32 KB の L1 命令キャッシュ
プロセッサあたり 32 KB の L1 データ キャッシュ
プロセッサあたり 128K の密結合メモリ (TCM)
スプリット モード
デュアル ロックステップ モード クラスターごとのデュアル ロックステップ