プロセッシング システムのリアルタイム プロセッシング ユニット (RPU) には、最大 10 個のコアの Cortex®-R52 リアルタイム プロセッサが搭載されています。各 Cortex-R52 コアには ECC 保護に対応した 32 KB のレベル 1 命令およびデータ キャッシュがあります。各 Cortex-R52 コアにはシングル サイクルでのリアルタイム アクセスが可能な 128 KB の密結合メモリ (TCM) インターフェイスもあります。高いレベルの安全性を提供するため、Cortex-R52 コアはスプリット ロック (スプリットまたはロックステップ) として設定でき、また、独立した、複数のデュアル コア クラスターに構成されます。
RPU は、低電力ドメインの非コヒーレント インターコネクトを介してプロセッシング システムのほかのコンポーネントと通信します。また、オンチップ メモリ (OCM) も LPD のインターコネクトに接続されます。OCM は、2 MB の 2 つのバンクで構成されています (ただし、2VM3654 の場合は 1 MB の OCM)。各バンクには、LPD のインターコネクトを介し、専用の 128 ビット AXI インターフェイスを経由でアクセス可能です。
| Cortex-R5F | Cortex-R52 |
|---|---|
| Armv7-R アーキテクチャ (32 ビット動作) | Armv8-R アーキテクチャ (64 ビット/32 ビット動作) |
| Armv7 の例外 | EL0-EL3 の例外レベル |
| ベクトル浮動小数点 | ベクトル浮動小数点 |
| 最大 600 MHz | 最大 1050 MHz |
| プロセッサあたり 1.91 DMIPS/MHz | プロセッサあたり 2.72 DMIPS/MHz |
| 1 つのデュアル コア クラスター (2 コア) | 最大 5 つのデュアル コア クラスター (最大 10 コア) |
| プロセッサあたり 32 KB の L1 命令キャッシュ | |
| プロセッサあたり 32 KB の L1 データ キャッシュ | |
| プロセッサあたり 128K の密結合メモリ (TCM) | |
| スプリット モード | |
| デュアル ロックステップ モード | クラスターごとのデュアル ロックステップ |