PL に対してトレース ATB 信号を生成できます。 AMBA® トレース バス割り込みは、 CoreSight™ モジュールに接続されたこのオプションから生成されます。 CoreSight™ は PL 内の各種コアからデバッグ情報を収集し、これを ILA/CIPS コアに渡すことができます。
[PL to PS Advanced Trace Bus (ATB) ports] をオンにすると、CIPS IP で ATB ポートが有効になり、PL から ATB へアクセスできるようになります。
[PL to PS System Trace Macrocell (STM) event port] をオンにすると、CIPS IP で STM ポートが有効になり、PL から CoreSight™ システム トレース マクロセルへアクセスできるようになります。
オフチップ並列トレースにより、PS からのトレース データを MIO または EMIO 経由で PL へ出力できます。MIO バスは最大 16 ビット幅で、EMIO バスは最大 32 ビット幅です。[Enable PL_Trace peripheral] をオンにすると、IO パネルで MIO または EMIO を選択できます。
FPD DBG_TRACE_CLK の周波数を PL から PS への trace_ref_clk 信号と同じ周波数に設定する必要があります。EMIO 経由でのトレースの場合、PL IP を使用して PS-PL トレース インターフェイスに接続し、 Arm® トレース規格に従ってトレース データを PL XIO に出力できます。PL XIO は通常 Mictor コネクタに接続され、そこでトレース プローブがトレース データを収集し、デバッグ IDE で解析を実行します。