AXI4-to-AXI3 Converter - 2.1 日本語

AXI Interconnect v2.1 LogiCORE IP 製品ガイド (PG059)

Document ID
PG059
Release Date
2022-05-17
Version
2.1 日本語

AXI4 マスター デバイスは、AXI Protocol Converter コアを介して AXI3 スレーブに接続できます。Protocol Converter はまた、SI で受信した AWID に基づいて、MI に必要な WID 出力を生成します。

デフォルトでは、16 データ ビートよりも長いバーストを受信した場合、コマンドは複数の短いバースト トランザクションに分割されます。それ以外、アドレス チャネルの特性は Protocol Converter によって変更されません (データ転送 size は変更されない)。

AXI3 コンバーター モジュールは通常、複数の未処理トランザクションを伝搬できます。AW/AR チャネル転送からのトランザクション特性として、対応する応答転送を待機する間、キューに入ります。

ただし、書き込み応答または読み出しデータの順序が変更する可能性があるため、Protocol Converter によるトランザクションの受け入れは (AXI3 変換モードのとき)、トランザクションの分割が必要な場合は常に、(書き込みと読み出しの各方向に対し) 一度に 1 つの未処理トランザクションにダイナミックに限定されます。(Data Width Converter とは異なり、ID 信号は分割されるかどうかに関係なく、常に SI と MI の間で伝搬されます。)

Protocol Converter IP コアを直接インスタンシエートする場合、AXI3 スレーブが (幅変換後に) 16 データ ビートを超えないトランザクションのみを発行するマスターからのアクセスしかないときに、TRANSLATION_MODE パラメーターを 0 (保護なし) に設定することでリソースを節約できます。