AXI4 マスター デバイスは、AXI Protocol Converter コアを介して AXI3 スレーブに接続できます。Protocol Converter はまた、SI で受信した AWID に基づいて、MI に必要な WID 出力を生成します。
デフォルトでは、16 データ ビートよりも長いバーストを受信した場合、コマンドは複数の短いバースト トランザクションに分割されます。それ以外、アドレス チャネルの特性は Protocol Converter によって変更されません (データ転送 size は変更されない)。
AXI3 コンバーター モジュールは通常、複数の未処理トランザクションを伝搬できます。AW/AR チャネル転送からのトランザクション特性として、対応する応答転送を待機する間、キューに入ります。
ただし、書き込み応答または読み出しデータの順序が変更する可能性があるため、Protocol Converter によるトランザクションの受け入れは (AXI3 変換モードのとき)、トランザクションの分割が必要な場合は常に、(書き込みと読み出しの各方向に対し) 一度に 1 つの未処理トランザクションにダイナミックに限定されます。(Data Width Converter とは異なり、ID 信号は分割されるかどうかに関係なく、常に SI と MI の間で伝搬されます。)
Protocol Converter IP コアを直接インスタンシエートする場合、AXI3 スレーブが (幅変換後に) 16 データ ビートを超えないトランザクションのみを発行するマスターからのアクセスしかないときに、TRANSLATION_MODE パラメーターを 0 (保護なし) に設定することでリソースを節約できます。