トランシーバー RX のデータパスには、PCS で使用される 2 つの内部パラレル クロック ドメイン (PMA パラレル クロック (XCLK) ドメインおよびファブリック クロック (RXUSRCLK) ドメインがあります。データを受信する際は、データ幅とエンコード モードに応じて RX バッファーがこれらクロック ドメイン間でデータ幅変換を実行します。次の図に、RX データパスのクロック ドメインを示します。
図 1. RX データパスのクロック ドメイン
GTM レシーバーには、データが XCLK ドメインから RXUSRCLK ドメインへ移動する際のデータ幅変換をサポートする RX FIFO があります。このバッファーは 2 つのクロック間の位相を補正するだけで、ppm の違いは許容できません。GTM トランシーバー内部の RX FIFO は常に使用する必要があり、バイパスできません。