Matrix Multiply - 2024.2 日本語 - XD100

Vitis チュートリアル: AI エンジン開発 (XD100)

Document ID
XD100
Release Date
2024-12-06
Version
2024.2 日本語

この例では、単純な fpmul と fpmac の実数および複素数の組み込み関数を使用した行列乗算 (AB) を示しています。複素数の場合、 および 組み込み関数を使用して、AB と A*conj(B) を計算するその他 2 つの例があります。fpmul_conffpmac_conf

組み込み関数はレーンごとに計算されるので、この機能を使用すると、出力行列の連続する列の数が計算できます。アキュムレータの 2 つのレイテンシは、出力行列の 2 行を計算することで吸収されます。

fpmul/mac_conf 組み込み関数のすべてのパラメーター設定は、コード自体に説明があります。

  • MatMult ディレクトリに移動します。

  • コンソールに make all と入力し、3 段階の完了を待ちます。

    1. aie

    2. aiesim

    3. aieviz

最後の段階では、vitis_analyzer を開いて、デザインのグラフとシミュレーション プロセスのタイムラインを表示します。

このデザインでは、次について学びました。

  • 実数または複素数の浮動小数点数を使用する場合の行列乗算計算シーケンスの整頓方法。

  • FIR フィルターでの複素数浮動小数点データと複素数浮動小数点係数の処理方法。

  • fpmul_conf および fpmac_conf 組み込み関数の使用方法。